趣味の部屋が欲しい。第3回〜理想の椅子を求めて(後編)〜
前回、IKEAにて黒い椅子を購入したこっと氏。
しかし欲しいのは白い椅子である。あくまでも白。黒じゃない。
ということで、IKEAに行った帰りに早速ペンキを買うためホームセンターへ。
ペンキ塗りといえば、最近出たよつばと!12巻でもやってたなー可愛かったなーと思いを馳せる。というか、それしか思いを馳せる先がない。ペンキ塗りなんて、大学生の頃に学祭に出す看板を作ったくらいがせいぜいである。まず、ペンキはニ◯リで買えると思っていた(学んだこと:ペンキは家具屋では買えない)。
なんとかニト◯ではなくホームセンターのペンキ売場についたものの、今度はどれを買えば良いのかわからない。
油性?水性?水性のペンキって水で流れちゃうの??あと、ラッカーって何?
よくわからないままに、とりあえず、木や金属に使えると書いてあるスプレー塗料を購入。色は、真っ白もなんだかなーと思い、ミルキーホワイトを選択。
帰宅後、早速椅子を開封してみた。
うーん、黒い。。。
このパーツを早速塗っていくことにする。
今更だが、編み込まれている部分を綺麗に塗るのはなかなか大変そう…と、やる前から心が折れそうになる。
一番目立たない座面の裏側で試し塗りをする。
…………。
……………………。
………………………………これ、材質が籐じゃないな?
どうやら、編み込み部分は紙か繊維質の何かを撚ったもので作られているらしい。スプレーを軽く吹きかけると、撚り目が塗り残しになって目立ってしまう。
スプレーが一番綺麗に塗装できるかと思ったが、作戦を変更して、缶入りのペンキを刷毛で塗ることにした。
水性ペンキも乾けば水に溶けなくなるようなので、水性ペンキを投入(普通の家庭で有機溶剤を使うのはあんまりよろしくないですしね)。
網み目はフクザツなので、細い筆を使って、網み目をなぞるように塗っていく。
…と思ったが、大雑把で飽きっぽいこっと氏である。10分もやったところで飽きた。
そこで、大雑把に刷毛で塗り、その後で塗り残しを埋めていく方法に変更。さらに、筆も届かないような網目の奥のほうはスプレーで対処。
…正しい塗り方は未だ知らない。
まぁ、そんなこんなで座面が完成したよ\(^o^)/写真は裏面しかなかった\(^o^)/
続いて、脚や肘掛などの金属部分の塗装。
塗装についてGoogle先生に尋ねたところ、既に塗装されているものを更に塗装する場合、普通はやすりをかけて元々の塗装を落とすらしいのだが、その一方で何の処理もされていない場合には下地の塗装が必要になるなど色々と小難しいことがわかってきた。
うーん………よくわかんね(°⊿°)
とりあえず今回はスチールにウレタン塗装がされていて、デザイン上表面が滑らかな感じでもなかったので、そのまま上から塗装してみることにする。
スプレー塗装に挑戦してみたが、素早く動かさないと表面に泡が出来てしまう。
うーん………難しい。飽きた。
結局、刷毛で塗ることにした。
ほ、ほら、刷毛で塗ると、刷毛の目が何とも言えずいい味出してくれるし、ね☆
ムラのないウレタン塗装を施された新品の椅子の面影など最早ない。金属部分を塗れば塗るほど、アンティークの椅子のような風貌に化けていく。えーと、こんな筈だったっけ…いや、こんな筈だった…ような……。
そんなこんなで自分を騙したりもしつつ、
塗装、完☆成\(^o^)/
うおお、今改めて見ると、フローリングに段ボール敷いただけのところでペンキ塗ってるとか怖いな!
というのはさておき、さっきまで黒かったパーツが白くなりましたよ(´ω`*)
あとはこれを組み立てるだけ。
IKEAの家具の組み立ては難しいという噂がありましたが、アレは本当です。
そして格闘すること30分…
椅子、ついに完☆成!\(^o^)/
そうそう、これ、これですよ!
こっとさんが欲しかった白い椅子と白い机の作業スペースは!!
やっぱりここには白い椅子じゃないといけんのですよ!!!
最後に付属のクッションを座面に置いて、完成。
座り心地も上々。
海外のレビューサイトで「キャスターが使えない」等書いてありましたが、特にそういう問題もなく。
まさに、理想の椅子。
まさに、理想の趣味の部屋。
もはや、部屋自体が趣味。
これで趣味も仕事も捗るってもんです。
さて、次回からはやっと趣味の話するよー(多分)